NEWS : 中古車輸出 累計130万台突破 UAE7か月連続首位

 日本中古車輸出業協同組合がまとめた12月の中古車輸出台数は、前年比9989台減の10万9013台となった。仕向け国別では、アラブ首長が7か月連続で首位となった。同国は、前年比4.02減の1万3466台。2位ニュージーランドは、前年比3.0%増の1万1577台となった。3位はロシアで、輸出台数は前年比で102.8%。

 全体の前年比では、8.4%の減少。上位20カ国で伸び率が高かったのは、モンゴル(2.2倍/3334台→7279台)、シンガポール(2.1倍/913台→1885台)、スリナム(1.6倍/860台→1349台)で、アジア勢、南アメリカなどで輸出台数を伸ばした。その一方で、ミャンマー、スリランカ、バングラデシュなどが大きく減少した。前月(11月)比較では、全体で7.0%の減少となった。

【ケニア市場について】

 輸入規制が進むと予想されている。2019年6月から「初度登録年から5年落ち以内の車両のみ輸入可能」に変更、かつ排気量1,500cc以上は大幅に輸入・車両登録税が上がるため、1,500cc未満の車両が輸入対象となる。

【アフリカ市場について】
 アフリカ市場全体的に米中貿易摩擦の影響を強く受けており、自国通貨に対する米ドルの為替レートが悪く、購買意欲はあるが為替の問題で買い難い状態が続いている。(まったく取引きが動いていない状態ではないが、スローな感じを受ける)人気車種の傾向は昨年、一昨年と比較して特に大きくは変わっていない。

参考:中古車輸出統計データ

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2019-02-04 22:01:18
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